特区民泊のはじめかた~風の時代を生き抜く思想~

特区民泊のはじめかた~風の時代を生き抜く思想~

はじめに

こんにちは、森山です。私は大阪市で特区民泊の制度が導入された当初から、民泊の申請業務に携わってきました。当時は右も左もわからず、住民説明会では住民の方々から厳しいご意見を頂いたり、保健所の職員に呆れられることもありました。しかし、失敗を重ねる中で次第に申請のコツを掴み、多くの方々のご支援を受けて、東は東京、西は沖縄まで幅広く旅館やホテルの許可を取得してきました。

私の野望は、日本中を旅館でいっぱいにすることです。かつて、日本の住環境は一次産業の時代には田んぼや畑の近くに、工業化時代には工場の近くに住むのが一般的でした。近年では、郊外に住みながら都市部へ通勤するスタイルが普及しました。しかし、インターネットやリモートワークの発達により、「職場」という概念が変わりつつあります。占星術的に言えば、私たちは「風の時代」に突入しました。

風の時代では、住む場所も自由に選べるようになり、好きな場所で暮らし、働くことが可能になります。気軽にワーケーションができるインフラが整い、自由なライフスタイルを選択できる時代が到来していまます。私が特区民泊の申請業務を通じて目指しているのは、全国各地に旅館やホテルのインフラを広げ、人々が自由に移動し、豊かな生活を送れる環境を提供することです。